大変長らくお待たせしました。
【天酒大明神(あまさかだいみょうじん)】発売いたします。
多久神社に伝わる豊受大神の化身・天女が醸したとされる酒を表現しました。
多久神社の氏子たちが育てた酒米「祝」で醸しました。
軽やかな淡麗の味わいで、爽やかな飲み口。
甘みと苦みが織りなす複雑な味わいは、天女がさっと笑みを残して去るような、儚くも美しい余韻を響かせます。
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天酒大明神生酒 vintage 2025
酒米:祝
精米歩合:60% 純米吟醸
アルコール度:12.28%
日本酒度:-9.13
酸度:2.14
アミノ酸度:1.03
グルコース濃度:0.4%(上槽後)
PH:4.369
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希望小売価格(税込)
1800ml:4,180円
720ml:2,090円

しぼりたて生酒720mlが完売となりました。
【生酒在庫情報】
しぼりたて生酒 1800ml
にごり酒 1800ml&720ml
亀の尾蔵舞生酒① 2025 720ml

今年も残すところわずかとなりました。

皆様良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

あまさけ祭り参籠日記写
(宮司蔵村社多久神社台帳より)
この社にあまさけ祭りという祭りがいつの頃から伝わっているのか分からないが、毎年神無月の前九月二八日の未明に氏子の老若男女が詣って御神酒を頂いて帰るのである。
みんなが悦び合って無病壮健を寿ぎ願い、若い男女等は秘めた心を柏手に打ち明けて良縁の有ることを願って朱盃に神酒を飲み干して嬉しそうに帰る様子はなかなか良いものだ。
御祭神は崇神天皇の御宇当国に天下られた豊宇気大神で神話に出てくる天女である。
この祭神は万病治癒の霊酒を醸したことで、世人全てが酒床の神と崇め天酒大明神と尊称されている。
社家伝には、日本最初の酒殿であるといわれ、毎年神主が身を清めて、あまい酒を醸してあまさけ祭りに神前に供えてきたものである。